ルイス構造と結合

共有結合とイオン結合

ルイス構造ではとりあえず共有結合 イオン結合の2種に分ける

イオン結合は

・イオン化ポテンシャルが低い 電子親和力が高い この2つを同時に満たす

ケテラーの三角形より、2種の間の電気陰性度の差と電気陰性度の平均で決まる

この2種が基本だと考える。(下の方が有力?)

ケテラーの三角形をもう少し見ると、共有結合は2種の原子の電気陰性度の平均が高いことがわかる。言えば、周期表の右上≒非金属元素同士の結合ではイオン結合か共有結合の2択となる。

共有結合はケテラーの三角形を除くと、イオン化ポテンシャルが高いor電子親和力が低いかつオクテット則を満たすものと考える。

結合の状況は、イオン結合はカチオンとアニオンがクーロン力で結合し、共有結合は電子の融通で結合される。

ルイス構造

特に共有結合では、電子がどこにあるか・どれがどのように使われているかを見る。その時価電子と結合に注目して原子同士の結合を示したルイス構造がある。ルイス構造では価電子が8個になるように他原子と電子を共有するオクテット則を元に組まれている。(水素は例外で2個)

このことに注意して、ルイス構造式を組むと必ずしも電気的に中性を満たすとは限らない。その場合は、形式電荷から計算して確認し必要であれば表記する。

共鳴

ルイス構造を書いていくうちに、複数の書き方が出来るものが存在する。それらを個々で考えるとどこかしらに偏っている。しかし、現実ではそれらは全て合わさったものの平均となっている。これははっきりと示すルイス構造の不都合である。それらを解消するために共鳴という考えが導入された。これは、上の複数通り考えられるものを↔(矢印)を使い全て表記したり、点線や極性を用いて1つにまとめたりして表現する。

※図や表は時間があれば追加します

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